東京都産業労働局 tokyo reporter 島旅 & 山旅

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神津島

神々が集まる島、神集島とも神話にあります。こうづしま。東京の南、180キロの島。天上山には火口原があり、続日本後紀に噴火の記録が残ります。散策は赤崎遊歩道。夕日一望、露天風呂も人気。伊豆&小笠原の離島へ、多摩へ。神津島(東京都 神津島村)
コグレマサト

コグレマサト

ブロガー。ネタフル管理人。浦和レッズサポーター。好きなものはハラミとターボとエンガワと上シロ。
Evernoteコミュニティリーダー、ScanSnapアンバサダー、
カナダアルバータ州ソーシャルメディア観光大使、カルガリー名誉市民、おくなわ観光大使。

1日目

調布飛行場

調布飛行場

今回の神津島への旅では飛行機を利用しました。1日3便が飛んでいるそうですが、ぼくが搭乗したのは往路が8時45分発、9時30分着、復路が15時40分発、16時25分着という便です。フライト時間は45分となっていますが、空港内での滑走路の移動もあるので、実際に飛んでいる時間は30分くらいでした。右側の座席なら富士山が、左側の座席なら東京湾と道中の島々がよく見えます。
旅館 徳左

旅館 徳左

神津島の宿泊でお世話になったのは「旅館 徳左(とくざ)」です。空港までクルマで迎えに来てくださいました。
部屋

部屋

建物は2階建て、今回は2階の畳の部屋です。丁寧な掃除の行き届いた清潔感のある部屋です。テレビ、エアコンは完備。トイレと浴室は共同。テーブルにはお茶とお菓子がセットされていました。
スーパー SEKISHO

スーパー SEKISHO

「旅館 徳左」から徒歩数分のところにはいくつか商店があります。スーパー「SEKISHO」では、おにぎりなどが販売されています。
おにぎり

おにぎり

こちらで島のおにぎりを購入。400円だったかな。
藤屋ベーカリー

藤屋ベーカリー

島のパン屋さん「藤屋ベーカリー」もあります。明日葉とチーズのパンがあったので、ランチ用に購入してみました。
天上山登山口

天上山登山口

神津島に到着した日の午後にチャレンジしたのは、天上山の登山です。今回は黒島口から登り、白島口から下山しました。タップリと4時間強はかかりました。天上山の黒島口からの景色です。
コウヅシマヤマツツジ

コウヅシマヤマツツジ

入山届を書いて、レッツ登山!けっこう木が生い茂っています。独特の気候風土の影響による固有種であるコウヅシマヤマツツジなどを見ることができます。
3合目

3合目

3合目あたりから森林限界をこえ、見晴らしがよくなってきます。この日は風の強い日だったので、気をつけながら、ゆっくりと休憩をしながら登っていきました。
10合目

10合目

10合目に到着しました!ゆっくり登って、この時点で1時間弱くらいでした。この時はよく分かっていなかったのですが、実は山頂がとても広く、行程の半分くらいは山頂のトレッキングだったのではないかと思います。でも、せっかくなので、できるだけ山頂を歩き回りましょう。
千代池

千代池

池がありました。千代池です。火口跡に雨水が貯まった池が点在していますが、千代池は一番大きいものです。神津島は山頂に降った雨が逃げ場を失い全て大地に染み込むことで、水が豊かな島となっているのだそうです。
メンチカツバーガー

メンチカツバーガー

山を登ってお腹が空いたので、ベンチで藤屋ベーカリーのメンチカツバーガーを食べました。
裏砂漠

裏砂漠

徐々に草木が低木になってきたな、と思ったら‥‥。砂漠がありました!これが「裏砂漠」と呼ばれる場所です。強烈な風雨により、この砂漠の景観が生まれました。
裏砂漠展望地

裏砂漠展望地

裏砂漠展望地は、非常に崩れやすい崖なので近づかないでくださいという注意書きとともに、美しい景観が広がります。ええ、近づきませんとも。前方に見えるのは三宅島、御蔵島です。
新東京百景

新東京百景

裏砂漠展望地を後にして、次の場所に向かいます。櫛ヶ峰の向こうに伊豆諸島の島々と房総半島を眺めることができる、新東京百景です。櫛ヶ峰は白い山のところで、確かに細い線で櫛のように見えます。式根島、新島‥‥本当にすぐ近くなんだな、ということが分かります。
不動池

不動池

少し先に進むと「君の名は。」の聖地のような不動池があります。この日は水が枯れてしまっていましたが、雨の後には池になっているそうです。不動池の中央の祠には、クラカラ剣と石の竜王が祀られています。島の言い伝えには「むやみに祠に近づき中を見るべからず」とあるそうです。
天空の丘

天空の丘

天空の丘と呼ばれる場所からは、360度の大展望で、遠く伊豆半島、その先にある富士山まで見渡すことができました。
表砂漠

表砂漠

ここは表砂漠です。下山する時間を考えると、ここを降りて表砂漠を往復するのは得策でないと思い、上から見るだけにしました。
山頂

山頂

天上山の山頂に到着しました!遠くに富士山も見えます!風が強く時間もなかったので、ゆっくりとはせずにすぐに下山を開始しました。
不入が沢

不入が沢

不入が沢は、天上山の中でも大きな噴火口跡の1つです。伊豆七島の神々が、それぞれの島に水を分けるための会議を開いたという水配り神話の舞台となっている場所でもあります。神聖な場所のため「この沢に人入るべからず」という言い伝えが残されています。そして、いよいよ白島口に向けて下山を開始します。
白島登山口

白島登山口

すぐに白島登山口に到着です。ここが6合目で、ここまでクルマで来ることができますから、とにかくサクッと登りたい人はここから登山するのが良いでしょう。
下山

下山

下山完了です!少し前まで、あのてっぺんにはいたとは思えませんでした。
夕食

夕食

かなり豪華でボリュームのある夕食でした。しかも、夕食は部屋で食べることができるので、ゆっくりと食事できました。丸ごと一匹は閑散期のお楽しみよ的な感じではあったのですが、見事な金目鯛の煮付けがまるまる一匹。これは食べごたえがありましたねぇ。地魚の刺身に赤イカの塩辛。明日葉の天ぷらも最高に旨い。煮魚、刺身に焼魚まで。これも神津島の地魚です。魚好きには天国のような夕飯です。

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2日目

朝食

朝食

朝ごはんにはアジの開きの干物。日本の朝ごはんですねぇ。
神津島温泉

神津島温泉

神津島は活火山の火山島で、すぐ近くの新島と式根島と並び、温泉の島として知られています。温泉好きなら、この3島をアイランドホッピングして温泉巡りをするのもオススメです(島同士が目の前なので船で行き来しやすいのです)。
神津島温泉保養センター

神津島温泉保養センター

「神津島温泉」は、神津島の西側にある「神津島温泉保養センター」として利用することができます。大露天風呂は夏季のみの営業のようですが、たくさんの人で夕焼けを見たら爽快でしょうね!
ぶっとおし岩

ぶっとおし岩

岩に穴が空いてました!「岩に穴をぶっとおし」というのが「ぶっとおし岩」の正体でした。この日は風が強く波も高かったのですが、穴から見える海のグラデーションがとてもきれいでした。夏は穴の中が涼しいスポットになるようです。
神津島阿波命神社

神津島阿波命神社

「神津島阿波命神社」は、長浜海岸から入った三方を囲む渓谷の中に鎮座する神社です。三島大社の本后を祀ると伝えられています。地形・地質・植生が「続日本後紀」の840年9月27日の条に記載されている「伊豆国言」の記事の形状と一致することから、古代の神社の立地を伝える遺跡とされています。それだけの歴史があると、そこに立つだけで身の引き締まる思いがしました。
神津島長浜野営場

神津島長浜野営場

神社から道を挟んだ海側には、キャンプ場があります。海水浴場が併設されたキャンプ場です。
トロッコの跡

トロッコの跡

昭和17年頃に、建築資材として利用するため、山から石が採石されていました。当時は道がなく、山の上から名組湾まで石を下ろし、ボンブと呼ばれる場所までトロッコで運んだということです。現在は危険なためトロッコの跡地には足を踏み入れることができませんが、貴重なトロッコ橋が残っています。ここでの写真撮影は絵になります。
松山遊歩道

松山遊歩道

神津島で最も感動したのが、この「松山遊歩道」でした。遊歩道というので、海沿いを歩くくらいにしか思っていなかったのですが、行ってみてびっくり。風が強かったので海は荒れていますが、おだやかなら遊歩道からそのまま海に入って磯遊びなどをすることができます。
アトラクション

アトラクション

ちょっとした海賊気分?海の上を渡って、となりの島に行くことができます。さらには海への飛び込み台も用意されています。なんというアトラクションでしょうか。自然を利用した飛び込み台です。もちろん、海の透明度も抜群。夏はここが天然のプールになるのでしょう。
漬丼定食

漬丼定食

ランチには港にある「よっちゃーれセンター」で食べるのがオススメ。煮魚定食、刺身定食、漬丼定食など、島の地魚が美味しく食べられるランチがいずれも1,000円です。金目鯛の煮魚も気になったのですが、漬丼定食にしました!南蛮漬けに明日葉の天ぷら、お吸い物までついてもりだくさんです。この漬丼の美味しかったこと‥‥。
星座早見表

星座早見表

離島の星空はどこも絶景。神津島もそうです。天然のプラネタリウムと呼ばれています。港にあるインフォメーションセンターに行くと、オススメの星空スポットを教えてもらうことができます。神津島オリジナルの星座早見盤も販売していますので(500円)、お土産にいかがでしょうか?風が強かったので星空観察はできなかったのですが、宿の窓から空を見上げただけでも、大変な星の数を見ることができました。
おたあジュリアの記念碑

おたあジュリアの記念碑

ここは朝鮮の役の遺児である、おたあジュリアの記念碑です。キリシタン大名のアウグスチノ小西行長によって連れてこられ、養女として育てられました。墓地はこことは別に村落にあり、ここは村落を一望できる記念碑となっています。
ありま展望台

ありま展望台

おたあジュリアの記念碑の奥には、やはり村落を一望できる、ありま展望台もあります。ベンチに座って海を眺めるのが気持ちの良い場所です。ありま展望台からは、神津島の集落、そして天上山まで一望することができます。
神津島灯台

神津島灯台

島の南端までぐんぐんとクルマで山を登ったあとは、灯台の足元の駐車場にクルマを停車し、少しばかりの階段を上がってきます。5分くらいでしょうか。すぐに白い灯台に到着です。「神津島灯台」は海抜102m、塔の高さは12mです。神津島付近の海上は潮流が早く、岩礁も多いことから、事故の多い場所でしたが、昭和26年に完成した「神津島灯台」により、事故が激減したということです。
漁師町の海苔ご飯

漁師町の海苔ご飯

今回は飛行機を利用していたので、レンタカー店の方に神津島空港まで送ってもらいました。空港には土産物店はありません。そのため、村落の土産物店でお土産は購入しておきましょう。この「漁師町の海苔ご飯」は、軽くてボリュームがあって、なおかつ神津島感があって美味しいお土産でした。納豆や卵かけご飯に入れると美味です!

まとめ

初日の登山も楽しめましたが、2日目の「松山遊歩道」は、特に子供がいる我が家にとっては家族で再訪したいと強く思う場所になりました。透明度の高い海に飛び込みしたり、磯遊びをしたり、まさに天然のプールです。こんなところで丸一日を過ごすことができたら、とても素敵でしょうね。このスポットは神津島の最大の魅力の一つだと思います。山と海、両方を満喫したい欲張りな人にも神津島はオススメです。温泉もあるしね!

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