東京都産業労働局 tokyo reporter 島旅 & 山旅

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福生市

江戸時代より続く酒屋が、2軒。基地周辺には、アメリカンショップが並びます。福生ドッグは、2010年誕生のご当地グルメ。玉川上水・多摩川周辺、四季折々の自然がたのしめます。伊豆&小笠原の離島へ、多摩へ。福生市(東京都 福生市)
いしいしんじ

いしいしんじ

作家。大阪生まれ。現在、京都に在住。お酒好き。魚好き。蓄音機好き。
音楽評論家の湯浅学さんと、東京の山旅にでかけました。

1日目(昼)

福生と大滝詠一

福生と大滝詠一

福生といえば大滝詠一。湯浅さんは大学1年のとき横浜から福生の米軍ハウスに越した。そして大滝詠一の事務所でいろいろな仕事をするようになった。16号線の、横田基地周辺は、住んでいた当時から数えておよそ36年ぶり。今日はまず、湯浅さんの住んでいたハウスが建っているか、いまどうなっているか、訪ねてみることに。
カオマンガイ16号

カオマンガイ16号

「湯浅さん、COME INて書いてありますよ。WELCOME、って」「なんなんだここは」「ご、ごはん屋さんになってる」。その名も「カオマンガイ16号」。36年前、湯浅さんがルームメイトと1年間だけ住んでいた米軍ハウスは、いまは福生で流行のタイ料理屋さんになっていたのであーる。
カオマンガイ16号

カオマンガイ16号

きいてみるとお店は5年前から。それ以前は「たぶん、ひとがふつうに住んでました」。イナモリさんも含め、カオマンガイ3つと、乾杯用に生ビール3杯注文。「湯浅さん」「なんだい」「自分が住んでた家をさがしにきて、そこでお昼ごはん食べられるって、すっごい幸せな感じですよね」「そーだね」 カンパーイ!
スリー・シスターズ

スリー・シスターズ

さっき前を通ったギターの店にはいっている。「スリー・シスターズ」。「いらっしゃい」と、ご主人のおばさま。「昔っからずっとやってんのは、うちと、あとはそこの模型屋さんくらいよ」。ヤマハ、ヘッドウェイ、キャッツアイ。湯浅さん、おばさんに「これがいいよ。これにしとき」と命じられた一本に決める。響きのよいヤマハのアコースティック。
まるふく

まるふく

地元の雑貨店「まるふく」へ。強烈。駄菓子、文房具、缶詰、ウインナーなんかが並ぶなか、本来はジュースやなんかを収めるガラスドアの冷蔵庫に、石川さゆりやエルヴィスのレコードがおさまっている。「これは、売り物ですか」「あー、かざり」「ええっ! かざり?」「笑うとこじゃないだろう。ケースっておもえばいいんだよ、ケースって」

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1日目(夜)

DUCK商会

DUCK商会

DUCK商会はものすごいお店だった。店というより男の子のかっこいい夢が現実に転がりでたリアルなまぼろしだ。でもやっているのはやはり年長のきれいな女性。模型屋さんもそんな感じだった。福生では男より女のほうが店を仕切る場合が多いのか。半日でも三日でも一週間でもいてられる。湯浅さんも同意。
引田屋

引田屋

晩ごはんは駅の反対側、味食堂「引田屋」さん。地元のちいさなイイお店。トンカツにアジフライ、おしたし、おしんこ。しおからに納豆。東京っぽい味。トンカツは東京に限ります。湯浅さんトンカツもうひと皿追加。ビールと燗酒。今日いちにちを振り返る。
福生の夜

福生の夜

音楽を浴びつつ湯浅さんの背中が光に溶けていく。光と音はじつは同じもののふたつの側面だとことばでなく呼吸で教えてくれている。ふらふらホテルに歩いて帰って闇に倒れる。

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