東京都産業労働局 tokyo reporter 島旅 & 山旅

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日の出町

町歩き、山歩きの町、ひのでまち。里山には社寺、パワースポットが点在します。標高902メートル、日の出山からは関東平野を一望。築80年、水道・ガスなし、薪ストーブの宿・東雲山荘は要予約です。伊豆&小笠原の離島へ、多摩へ。日の出町(東京都 西多摩郡 日の出町)
nakatanigo

nakatanigo

目についたものはすぐ書きたくなる系ブロガー。近頃は、食べ物、渋谷、下北沢、そして登山が好き。人間と動物と自然と飲み会を愛する下戸でもあります。

1日目

ケーブルカー滝本駅

ケーブルカー滝本駅

旅の出発は、青梅市は御岳山の麓にあるJR御嶽駅です。日の出町について調べると、多くの人が御岳山から日の出町の日の出山へと向かうということがわかりました。御嶽駅からバスに乗り換えて「ケーブル下」バス停へ。そこから急な坂を上り、御岳登山鉄道の滝本駅を目指します。ものの数分でケーブルカーが見えてきます。
ケーブルカー御岳山駅

ケーブルカー御岳山駅

御岳登山鉄道は、滝本駅~御岳山駅間の1.107km、標高差423.6m、最大勾配斜度25度の急勾配を約6分で繋ぎます。本数は1時間に2本。御岳山駅に到着。改めて見下ろすとスキーのジャンプ台かよという斜度。御岳山駅は、売店や土産物も充実した場所だし、眺望も良いので、ココ自体も良い観光地。
レンゲショウマ群生地

レンゲショウマ群生地

御岳山駅から徒歩5分の富士峰園地北斜面は、日本一のレンゲショウマ群生地として知られています。直径は4センチほどの蓮に似た上品な花が、8月になると咲き誇るそうで、一大名物となっているのです。9月初旬はもうチラホラしか見られませんが、その儚い感じがまた良い。
御岳ビジターセンター

御岳ビジターセンター

御岳山周辺の大自然や文化に直接触れて感じることを目的とした施設。登山客には、一服したりトイレを借りたり道案内をしてもらえる便利なスポットとなっています。ここで御岳山が、実は秩父多摩甲斐国立公園の東の玄関口であることを知ります。東京にいながら国立公園を満喫できるのは、貴重なことだと実感。
武蔵御嶽神社 町場通り

武蔵御嶽神社 町場通り

武蔵御嶽神社の門前町ともいうべき町場通りは、御岳山登山の拠点ともいうべき場所。昼くらいに到着したならまずはここで腹ごしらえを。
武蔵御嶽神社

武蔵御嶽神社

武蔵御嶽神社は、御岳山上に鎮座する神社で、創建はなんと紀元前91年というから驚きです。朱塗りの立派な山門をくぐり、長い階段の先に本社があります。
長尾平

長尾平

武蔵御嶽神社からのハイキングコースは、長尾平を目指します。売店やベンチ、トイレ、展望台があるこの場所ではたくさんの登山者がランチをしたり休憩したりしています。
天狗岩

天狗岩

御岳山ハイキングの見どころの一つが「天狗岩」です。この辺りは、秩父多摩国立公園の一部であり、御岳岩石園と呼ばれる場所。木の根が張り巡る巨岩が、天狗岩です。
御岳山ロックガーデン

御岳山ロックガーデン

ロックガーデン(御岳岩石園)は、秩父多摩甲斐国立公園の一部に指定されており、昭和10年頃に東京都が渓流沿いの約1kmを遊歩道として整備され作られたものです。苔むした岩がゴロゴロと転がっていて、とんでもない秘境に来た気分になりますが、ここは東京都なんですよね。
天狗の腰掛杉

天狗の腰掛杉

綾広の滝から長尾平に戻るルートに「天狗の腰掛杉」という巨樹があります。樹高60mの大木であり、大きく曲がった枝には天狗が腰掛けたとされたことからこの名前がついたのだとか。なかなかの奇景であります。
御岳山から日の出山へ

御岳山から日の出山へ

いよいよ日の出山へ。武蔵御嶽神社からケーブルカーの駅とは逆方向の細い路地に入ります。道なりに進み、御岳山から日の出山への尾根を伝う縦走ルートへ。時折、足元が悪くなりますが、平均的には整備された山道になっています。トレイルランニングをされている方や小学生くらいのお子様連れの登山者にも出会います。
日の出山園地便所

日の出山園地便所

日の出山山頂の直下にあるトイレは、標高902mの山頂付近にあるとは思えない整備のされっぷり。左手が山頂への階段。右手に見えるのがトイレです。水洗で全自動洗浄。毎週日の出町シルバー人材センターの方々が、雨の日も雪の日も欠かさず掃除もされているので綺麗に維持されています。
東雲山荘

東雲山荘

日の出町での宿泊地は、日の出山山頂直下にある山荘「東雲山荘」。かつては皇太子殿下もご休憩されたり、ドラマのロケ地に使われたりと、登山者には有名な場所。条件さえ揃えば、東京どころか横浜や海ほたるまで見渡せ、夜は星空、朝はご来光を拝めます。日の出山の魅力を満喫するには、東雲山荘に宿泊するのが一番!
東雲山荘

東雲山荘

昭和10年頃に建てられた東雲山荘は、圧倒的なレトロ感が魅力。1階は長テーブルと椅子が並ぶワンフロアで、2階が宿泊スペースとなります。
東雲山荘

東雲山荘

部屋の真ん中に鎮座するのは、雰囲気たっぷりの薪ストーブ!ガスは来ていないので、もし火を使った料理をするならばこの薪ストーブが調理場となります。これを使って焼き肉をする方々もいるとか。
東雲山荘

東雲山荘

2階の宿泊スペース。そんなに広く見えないのですが、10~20人弱が宿泊可能。お布団は、去年新しくなったところだし、シーツは毎回交換・洗濯されているので清潔です。
東雲山荘

東雲山荘

私が寝たのは窓際の特等席。まるで屋根裏部屋みたいな雰囲気で素敵!
東雲山荘

東雲山荘

水道は来ておらず、雨水の利用のみですが、台所はあります。
東雲山荘

東雲山荘

使い古されているけど、調理道具もあります。管理人さんは、「キャンプ道具」とおっしゃってました。
東雲山荘

東雲山荘

水道はひかれていないので、飲用水はありません。宿泊者がいるときにのみ、管理人さんがポリタンクに水を入れて持って上がってくださるのだそうです。

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2日目

日の出山 山頂

日の出山 山頂

台風の接近しつつある時期であることも影響したのか、朝はとんでもない濃霧。まさに深山幽谷、神秘的な光景です。秋や冬の空気が澄んだ晴天であれば、ここから新宿副都心やスカイツリー、横浜のランドマークタワーまでも見渡せるんだとか。
東雲山荘からつるつる温泉へ

東雲山荘からつるつる温泉へ

2日目の朝、私は一路下山します。目的地は、「生涯青春の湯 つるつる温泉」。ゆっくり下山して1時間くらいという道のりになります。ひたすらくだるのみ。途中から膝が笑いだしますが、その横をどんどんとトレイルランニングの方々に追い抜かれていきます。歩くのも大変なのに、走って下るんだから凄い!
顎掛岩

顎掛岩

日の出山からつるつる温泉に向かう途中に、突如現れる「顎掛岩」。日本武尊が、蝦夷征伐の帰りにこの岩に顎を掛けて関東平野を見渡したという伝説があるんだとか。先の武蔵御嶽神社は創建が紀元前だっていうんだから、この辺り一帯がそういうスケールの大きさを持っているのかもしれませんね。
日の出山 山頂

日の出山 山頂

標高902mの日の出山山頂。八王子や新宿方面、そして横浜方面にはコレ以上に高い山がないため眺望が抜群です。天気が良ければスカイツリーや新宿副都心だって見えるそうですが、あいにくの天気…。山頂には、ゆっくりと眺望を楽しめるスペースがあり、元旦にはご来光を拝む登山者が1000人近くもひしめくんだとか。
生涯青春の湯 つるつる温泉

生涯青春の湯 つるつる温泉

「生涯青春の湯 つるつる温泉」には食堂が2つあり、その1つが「パノラマ食堂」。地域の名物である秋川牛を使った定食があったり、定番の麺類が食べられます。
生涯青春の湯 つるつる温泉

生涯青春の湯 つるつる温泉

マスの塩焼きもこのあたりの名物らしい。ハラワタからかぶりつきます。小さな骨は気にせず食べられます、美味しいなー。
生涯青春の湯 つるつる温泉

生涯青春の湯 つるつる温泉

日の出町はトマトが特産物。ということでトマト料理を各所で見かけます。つるつる温泉オリジナルの「冷たい赤いうどん」はそんなトマトをふんだんにつかったサラダうどん。たっぷりの野菜と鳥の胸肉が乗っててヘルシー。ラタトゥイユにうどんが入ったというイメージでしょうか。暑い日でもツルっといけちゃいますね!
トレーラーバス 青春号

トレーラーバス 青春号

つるつる温泉からJR武蔵五日市駅を結ぶ路線バスは、日本唯一のトレーラーバスにして、機関車型というユニークな存在。本数は決して多くなく、1時間に1本程度だったりはするのですが、タイミングを合わせて乗りたいものです。
さかな園

さかな園

日の出町でアウトドアアクティビティを手軽に楽しむなら「さかな園」は外せません。特にオススメなのが、マス釣りです。手ぶらでOKだし、釣った魚は持って帰れるし、その場で焼いて食べることもできます!
さかな園

さかな園

渓流釣りと釣り堀があります。こちらは渓流釣り。
さかな園

さかな園

釣り堀なら竿とエサ付きで、300円です。1時間弱で2匹ゲット。おじさんに頼んで内臓だけ出してもらってテイクアウト。氷をサービスしてくれたし、きつめに塩をしてくれたりと、持ち帰りに配慮してくれて嬉しかったです。
さかな園 将門うどん

さかな園 将門うどん

さかな園の名物土産、自家製の「将門うどん」。かつて傷ついた平将門に村人がふるまったという言い伝えがあり、人気商品です。超極太麺です。モチモチしているけど、コシが強いわけでもないという独特の食感が面白かったです。しっかりと小麦の味がするうどんでした。

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