東京都産業労働局 tokyo reporter 島旅 & 山旅

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神津島

神々が集まる島、神集島とも神話にあります。こうづしま。東京の南、180キロの島。天上山には火口原があり、続日本後紀に噴火の記録が残ります。散策は赤崎遊歩道。夕日一望、露天風呂も人気。伊豆&小笠原の離島へ、多摩へ。神津島(東京都 神津島村)
渡辺由布子

渡辺由布子

ヨガインスタラクター、トラベルライター。これまで渡航した国の数は50カ国以上。
リアリティのある風景画がSNSにて人気を集めている。

1日目

高速ジェット船

高速ジェット船

1日2便、竹芝客船ターミナルから出航する高速ジェット船に乗って、約3時間半の船旅が始まります。
せっかくの島旅なので、我が妹を連れて行きました。
到着

到着

ついに、神津島に到着しました。まず目に飛び込んで来たのは、「え!本当にこの島も東京都なの!?」と疑いたくなるような光景でした。冬の澄んだ空に、真っ青な海。
山下旅館

山下旅館

今回宿泊したのは、島で唯一の温泉宿「山下旅館」。
正午着の便でしたが、港までお迎えに来て下さり、チェックインに応じてくれました。
室の窓からはキラキラ光る、前原の大海原が一望できます。
まさにオーシャンビュー!
まいとりぃ

まいとりぃ

長い船旅を終えて「腹が減っては戦はできぬ」ということで、まずはランチへ。
ネット検索の結果、最も魅力的だったお蕎麦屋さん「まいとりぃ」に行ってみました。
鴨南蛮

鴨南蛮

私がお蕎麦屋さんに行って必ずオーダーするのが鴨南蛮なんですが、まいとりぃの鴨は今まで食べて来たそれとは一味違う、家庭的な、病み付きになる味でした。
天上山(てんじょうざん)

天上山(てんじょうざん)

神津島で最も高く、百名山にも選ばれたという「天上山」は、天と地、両方のエネルギーを持ち合わせるパワースポットなんだそう。日没の時間を考慮して、今回は白島登山道の6合目までタクシーで送り届けてもらい、いざ入山です。
花々

花々

山道の途中、冬にも関わらず、赤や黄色の彩り鮮やかな花々に出会えました。
急勾配の山道

急勾配の山道

心臓破りな急勾配の山道を抜けると、ゆるやかな階段が続きます。
ようやく展望が開けて、海が見えてきました。
ここから山頂までは絶景を楽しみながら登って行けます。
もう一歩

もう一歩

山頂が近づくにつれて、ワクワク気持ちが高ぶり、ますます早足になります。
残りの力を振り絞ってあともう一歩!
10合目

10合目

10合目!
雲の隙間から太陽が海を黄金色に眩しく照らし出して神秘的。
360°どこまでも続く水平線と、今にも天に届きそうな絶景を前に、感動で震えました。
山頂ヨガ

山頂ヨガ

神津島の町並みの反対側には、裏砂漠展望地があります。
海に浮かぶ天空の山で山頂ヨガをするのが、この旅の目標の一つでした。
妹にも参加してもらって、仲良くペアヨガ。
瞑想

瞑想

山頂は人影もなく、静かで穏やかな空気が流れていました。
大地の呼吸に耳を傾けながら、少しの間、瞑想しました。
登山口

登山口

名残惜しくも山頂を跡にして、来た道を下山していきます。
ゴーーール!お疲れ様でした!私たちは最短ルートでしたが、天上山の麓から黒島ルートで登っても5−6時間程度でまわれるそうなので、山ガールでも、そうじゃなくても、手軽でオススメです。
夕日

夕日

地上に着いたら、オレンジ色に染まった夕焼けが私たちに「おかえり」と出迎えてくれました。
サンセットに間に合いました!
登山の疲れを癒すべく、先ほどのタクシーを呼んで、いざ温泉に直行です。
グランドキャニオン!?

グランドキャニオン!?

神津港のある集落から10分ほどのところにある、この島随一の温泉地「神津島温泉保養センター」です。断崖絶壁の中に突如として出現する施設で、ちょうど夕日で真っ赤に染められた岩場は、カリフォルニアで見たあの光景を彷彿させます。そう、これぞ東京都のグランドキャニオン!?
神津島温泉保養センター

神津島温泉保養センター

サンセットヨガ、と足湯に浸かりながら、刻々と水平線に沈み行く夕陽をじっと見つめます。(こちらは無料です。)厚い雲がピンクとパープルのグラデーションに染まり、神秘的な空でした。
小露天風呂

小露天風呂

外湯は、水着着用なのでお忘れなく。自然の岩場を利用して作られた小露天風呂。お風呂のすぐ向こうには海と空が続いています。時折ザブーンと荒波が岩場に打ち寄せてきます。
大露天風呂

大露天風呂

さらに階段をのぼっていくと、もう一つの大露天風呂に辿り着きます。大展望露天風呂からは、沢尻湾をパノラマで見渡せ、遠くに小さな島々も見られます。頭上を遮るものは何もなく、開放感で溢れています。こんな絶景を独り占めできる露天風呂が都内にあるなんて...!
夕食

夕食

宿に戻り、お楽しみのお夕食の時間。
神津島で獲れたお刺身やサザエ、金目鯛の煮付けなど盛りだくさん。
民宿ごはんは、おふくろの味に通ずるような、ホッとする味ばかり。

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2日目

前浜海岸

前浜海岸

神津島の美しく静寂な海に誘われるようにして、朝の目覚めと共に、民宿から目と鼻の先にある前浜海岸へお散歩に出かけました。遠くに浮かぶ離島を眺めながら、爽やかに吹き付ける海風を肌で感じ、透き通った海で心のモヤモヤを浄化します。神々が集いし島で、海や山々の大自然の息吹を感じ、呼吸と共にたくさんのエネルギーを吸収できました。
噴水

噴水

水配り神話のモニュメントの噴水が目印です。
噴水の頂上に立つのが神津島の神様で、寝転がっている利島の神様が枕にしている壷から、水が吹き出すようになっているそう。
パワースポット巡り

パワースポット巡り

2日目は、神津島観光協会で配布しているパワースポットマップを頼りに、島にある神社やお寺を中心にパワースポット巡りをすることに!その昔、神々によって伊豆諸島がつくられ、島々の真ん中に位置する神津島に神々が集まり、命の源である水をどのように配分するか会議をしたという伝説が残ることから、その名がつけられたと言われています。
物忌奈命(ものいみなのみこと)神社

物忌奈命(ものいみなのみこと)神社

まず私たち姉妹が訪れたのは、物忌奈命神社。
浜ビーチの前の坂道を登って行くと、神社の鳥居がお目見え、さらに長い急な石段を登って行くと、高台に境内があります。境内までのアプローチは、木々がアーチをつくり、風が抜けて神聖な空気が漂っていました。
フォトジェニック

フォトジェニック

自然が造り出した不思議な形の木と背中を合わせてストレッチしているよう。
ちょうどイチョウの木々が黄色に色づいてフォトジェニックでした。
高台から望める青い海と、神津島の町並みもまた必見です。
えんま洞

えんま洞

続いて、物忌奈命神社から温泉方面に向かって歩いて行くと、えんま洞を参拝しました。
高さ3m、奥行き5mの暗がりの洞窟の奥に、5人の神様がいらっしゃいました!
地獄菩薩と、優しく微笑みを浮かべる閻魔像が祀られています。
龍神様

龍神様

最後に訪れたのは、龍神様。
正面に物忌奈命神社、天上山の不動池を向く神聖なエネルギーを感じる場所に建っています。
よっちゃーれセンター

よっちゃーれセンター

出航前の神津島での最後のランチ。
私は海鮮丼を、妹は海鮮カレーの定食を注文しました。
金目鯛のあら汁や天ぷら、小鉢も3種類ほどついて、たったの1,000円!
最後の最後まで、島の海の幸を堪能できて大満足でした。
まとめ

まとめ

午後12時40分、お迎えの大型客船に乗船し、名残惜しくも神津島に別れを告げました。
国境どころか県境すら越えることなく、大自然が織り成す絶景に出会い、海の恵みを味わい、非日常を体感できました。都会の喧騒や日頃の忙しなさから離れて、ちょっとひと息つきたい時に、この神津島は絶好の場所かもしれません。

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