東京都産業労働局 tokyo reporter 島旅 & 山旅

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大島

大島、伊豆大島。伊豆諸島で、最大の島。都心から、いちばん近い東京の離島です。1986年噴火の三原山、川端康成「伊豆の踊子」ゆかりの波浮港。夏は海水浴、冬は椿でにぎわう島です。伊豆&小笠原の離島へ、多摩へ。大島(東京都 大島町)
のりお

のりお

2000年から旅と写真とレビューのブログ「エアロプレイン」運営。複数の旅系メディアにて編集長やガイドを担当。flickrの個人フォトストックは世界中より閲覧を集め、各国の記事で写真が引用されている。

1日目

竹芝桟橋

竹芝桟橋

伊豆大島へは、竹芝桟橋から高速船であるジェットフォイルを利用して、約2時間。朝一に出る8時半の便で出発すれば現地に10時半には到着するので、大変にお手軽。ちなみに大島への片道は6,640円(税込み、燃料油価格変動調整金込み)です。
レンタカー

レンタカー

港地は伊豆大島の北東部に存在する「岡田港」です。下船から10分後にははやくもレンタカーを手に入れ、その日の行程をスタートすることができました。
大島観光協会

大島観光協会

この日まず最初に向かったのは、「元町港」のすぐ脇にある観光協会です。岡田港から大島一周道路を20分ほど運転すると、到着。実はこちらで「東京島めぐりパスポート」という、離島のスタンプラリー的な冊子をもらうのが目的です。2色から選べるんですね。僕はかわいいのが好きなので白いほうにしました。
ランチ

ランチ

ランチに選択したのは元町港から徒歩5分ほどのところにある、新鮮な海鮮を食べられるという「寿し光」さん。さすが人気店らしく、12時前にもかかわらず何組か先客がいました。
火山博物館

火山博物館

ランチ後、向かった先は「火山博物館」。入館料は大人500円です。
なんだこのかっこいい建物は…。
こちらでは、伊豆大島だけでなく、世界の火山についての主に学術的な展示を見学することができます。
波浮港

波浮港

火山博物館を後にすると、次に向かうは昭和の街並みが残るという「波浮港」です。こちらは島の南東部にあるため、島の南側をぐるりとまわることになります。
これはとても懐かしい感じ。伊豆の小さな港を思い出しました。
揚げたてコロッケ

揚げたてコロッケ

堤防手前のお店には「揚げたてコロッケ」の旗が。実はこちら、大島でも有名なお店「鵜飼商店」でした。オーダーするとおばちゃんが1つずつ揚げたてのコロッケやメンチカツをくれます。この日もお店にはひっきりなしに人が訪れてきていました。コロッケは1個60円。店頭ではふはふと食べると、お芋のあまさが染みました。
筆島

筆島

波浮港からさらに10分ほど進むと、ありましたこちらが「筆島」です。いわゆる「奇岩」ですね。確かに筆のように長細い岩が海中に刺さっているように見えます。
御神火温泉

御神火温泉

筆島を通過すると時間ははやくも15時過ぎ。レンタカーを返す時間が16時ですので、そろそろ元町港へ…港の正面でレンタカーを返すと、向かったのは地元の人の憩いの場という「御神火温泉」です。立派な建物はいわゆる「スーパー銭湯」的な立ち位置で、中には広い湯船と食事スペースがあって、地元民から旅行者までがのんびりと過ごしていました。全室内なので、荒天時の温泉としてバッチリでした。
元町浜の湯

元町浜の湯

この御神火温泉を出て向かうは…元町浜の湯です。この浜の湯は水着着用の混浴温泉で、なんといっても目の前には大海原が広がるというダイナミックなパノラマビューが特徴です。ちなみに水着とタオルは無料レンタルできるという太っ腹な設定。入場料300円なんて安いものです。
ホテル白岩

ホテル白岩

この後は温泉で有名な元町のホテル「ホテル白岩」に向いました。
夕食

夕食

夕食で面白かったのが「椿フォンデュ」です。椿油による串揚げをセルフで行うという料理で、これははじめて見ました。自分で揚げる面白さとともに、椿油独特の風味が良いですね。
この夕飯後にホテルの温泉に入って、この日の行程は終了。楽しい大島をすごすことができました。

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2日目

地層断面

地層断面

この日もレンタカーを借りました。元町の港から車で約15分。道路脇が開けた瞬間に見えてくるのが、この地層断面です(地元では地層大切断面と呼ばれていることもあり)。長さ630mということで、車で通っても1分くらいは見続けることになります。個人的には、これを見るためだけに伊豆大島に来てもじゅうぶんだと思います。
登山バス

登山バス

さて地層断面をじっくり堪能したあとには、三原山に向かいます。元町からだと、観光のスタート地点となる山頂口までだいたい20~25分くらいですかね。1日に数本だけ登山バスがあるので、そちらを使ってもいいですね。
展望台

展望台

ちなみにこの登山バス、展望台では一旦停止してくれる親切な運行で、さすがだと思いました。この富士山ビューですよ!まるで富士山が浮かんでいるように見えるのです。もちろん曇がたくさんたまっているところは海上です。まさか海上の曇が雲海のように見えるなんて思いませんでした。富士山の手前にある山や地表は伊豆半島ですね。富士山にテンションを上げたところで、では改めて行ってみましょう、三原山登山に。
山頂遊歩道

山頂遊歩道

まず山頂遊歩道を歩きましょう。三原山は標高758mの山で、火口外輪の三原神社までの山頂遊歩道は舗装されており、老若男女を問わず気軽にトレッキングをすることが可能です。山頂口からは一旦下り、またじわじわと上りながら梺のなだらかな道を20分ほど歩きます。その後、上り坂を20分弱ですがぐんぐん登ると、山頂近くにある三原神社まで到着できます。
三原神社

三原神社

山頂口から実に40分弱で、火口脇に設置されているこの三原神社に到着です。舗装路としてはこちらがゴールになります。ちょうど神社の向こうには先ほど歩いてきた道が見えるのですが、雲に入ってしまいました。そう、三原山は島にある高い山ということで、天気の移り変わりがなかなかダイナミックです。
お鉢めぐり

お鉢めぐり

三原神社にお参りをしたなら、三原山の火口めぐりをしましょう。この通称「お鉢めぐり」と呼ばれる火口一周道路は、ぐるりとまわって約45分のライトトレッキングコース。回り方には時計回りと反時計回りがあり、どちらも三原神社近くで火口展望所へ行くかどうかの分かれ道があります。今回僕は半時計回りコースを選択。火口展望所には最初にいくことにしました。
火口展望台

火口展望台

火口一周路を15分ほど歩くと、もっとも標高の高いところに到着。こちらが火口一周道路の途中にある、火口展望台からの眺め。実に直径300m、深さ200mほどだそうです。実はこの展望台には柵がなく、ドキドキしながら下を覗くことができます。
裏砂漠

裏砂漠

そうこうしていると、火口の反対側にまたものすごい景色が見えてきます。実はこれ、日本で唯一のあるもの。こちら、「裏砂漠」といいます。三原山の梺に続く日本で唯一の「砂漠」なんですよ。「砂丘」はあるけど「砂漠」はここだけ。意外ですよね。僕も今回の旅まで知りませんでした。
火口

火口

もう少し進むと、反対側に別の火口も見ることができました。本当に何度も噴火しているんですねえ。
ゴール

ゴール

砂地を10分ほど下ると、三原神社に戻ってきてゴールです。三原神社の向こうに富士山が見えました。ゆっくり写真を撮りながらきて、ここでちょうどスタートから2時間でした。
名代 歌乃茶屋

名代 歌乃茶屋

いやーおなか減りましたね、ということで、山頂口にある「名代 歌乃茶屋」にてランチをとります。
天ぷら定食

天ぷら定食

あしたばとそばのセットである「天ぷら定食」を頼みました。おいしい。おなかが減っていたのもあるけど、おいしい。島唐辛子をかけて食べるとよりおいしかったです。
以上をもちまして三原山トレッキングも終了。船まではあと1時間ちょいくらい。あとはレンタカーを返して、またも岡田港に行き、ジェットフォイルに乗って帰ります。
岡田港

岡田港

なんだろう、不思議と「帰国する」みたいな気分になっちゃうのは、この離島ってものの性質なのかもしれませんね。また来たいぞ、伊豆大島。

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